2017-06

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銭ゲバ

銭ゲバ 日本テレビ系

 ジョージ秋山先生原作のマンガがテレビドラマ化されてついつい見てしまった。コンプレックスの権化のような主人公を、イケメンな松山ケンイチさんが演ずるというのもどうかと思うが所詮は視聴率第一か。やり方としては貧乏と容姿コンプレックスであるホリエモン主演なんてのも面白かったかなと。貧乏はお金持ちになっても貧乏ズラ、ズルはすぐばれるズラということで…。日本テレビというと“同情するなら金おくれ”の『家なき子』もあったが、あの時だってバブル崩壊後だったし、今回は100年に1度(200年の2回分が隣り合わせだったりして)とからしいみぞうゆ~ぅの危機の真っ最中であり、設定を現代に直してるのだから、時節を外さないのはさすがお茶の間のテレビではある。その『家なき子』の脚本家、野島伸司先生はTBS系の『ラブ・シャフル』でその一歩先の時節を読み、愛の共有化の設定で共産主義のお勉強か。それとも最後はやっぱり私有恋愛に逆戻りの物語か。そんなことは考えてないか。さてこのドラマ、内容的にはこれからどんどん過激な描写になっていくはずで、どうドラマとして成立させていくかが楽しみである。それにしてもドラマを盛り上げるたたみかけるが如き音楽が素晴らしい。今年は芥川也寸志先生の没後10年である。ソフトバンクのコマーシャルで『八甲田山』が使われていることだし、ここは素直に、名前を替えて芥川メロディーが復活したことを喜びたい。どこが素直だ…。
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